2009年09月23日
去る9/22に行われた「iPhone Creative User Group(iCUG) ミーティング」に参加してきました。今回は詳細レポートではなく、各セッションの雑感を書いていこうと思います。
◇ 会場は京都二条の雰囲気のある喫茶店
京都の二条にある「らん布袋」にて行われました。非常に雰囲気のある喫茶店で、レトロな雰囲気が大変良かったと思います。手続きをすませ、しばし雑談。タンデムシステムの橋本さんといきなりお話ができて感激。人数は30名程度で、ドリンクを飲みながら各セッションを聞いていくという形式でした。
では今回の雑感を書いて行く事にします。
[公式ページリンク]
iPhone Creative User Group Japan
http://www.iphone.jpn.com/
【iPhone Creative User Group Japan】
[関連リンク]
既に詳細レポートが上がっております。こちらのエントリーも是非ご覧下さい。
iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #前篇
http://www.applenoir.com/?p=1164
【Apple NOIR » iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #前篇】
iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #後編
http://www.applenoir.com/
【Apple NOIR】
iPhoneCUG at Kyoto 0922に参加しました
http://tlinefactory.blogspot.com/
【T-LINE FACTORYLOG】
トブ iPhone
http://applembp.blogspot.com/
【トブ iPhone】
(続きは折り込みます)
◇ 会場は京都二条の雰囲気のある喫茶店
京都の二条にある「らん布袋」にて行われました。非常に雰囲気のある喫茶店で、レトロな雰囲気が大変良かったと思います。手続きをすませ、しばし雑談。タンデムシステムの橋本さんといきなりお話ができて感激。人数は30名程度で、ドリンクを飲みながら各セッションを聞いていくという形式でした。
では今回の雑感を書いて行く事にします。
[公式ページリンク]
iPhone Creative User Group Japan
http://www.iphone.jpn.com/
【iPhone Creative User Group Japan】
[関連リンク]
既に詳細レポートが上がっております。こちらのエントリーも是非ご覧下さい。
iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #前篇
http://www.applenoir.com/?p=1164
【Apple NOIR » iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #前篇】
iPhone CUG 第7回ミーティング in Kyoto #後編
http://www.applenoir.com/
【Apple NOIR】
iPhoneCUG at Kyoto 0922に参加しました
http://tlinefactory.blogspot.com/
【T-LINE FACTORYLOG】
トブ iPhone
http://applembp.blogspot.com/
【トブ iPhone】
(続きは折り込みます)
◇ 大谷和利さんによるスピーチ
◇ 大谷和利さんと賀川和之さんによるPodcast公開録音
素晴らしいスピーチとPodcastでした。スピーチについてはどんどん広がって行くiPhoneについての話でした。色々なデータを提示されてのお話でしたので非常にためになりました。iPod touchになぜカメラが付かなかったのか、nanoに静止画機能がなぜつかなかったかなどの大谷さん独自の切り口は面白かったです。また、携帯機からのプロジェクター構想の話、プロジェクターを通してファイルの共有などを行うというテクノロジーが実際に研究されていて、実際の動画なども見せて頂き、近い将来には実用化していくなんて夢のある話だと思いました。ネットブックに関する予想については本当にあんなネットブックが出たら絶対買いたいと思うほど考えられたものでした。
2部のPodcastの収録では、賀川さんとの対談形式で進行。カメラが変わるという話で、噂の3Dデジカメの実機でのデモとかプリント写真を見せて頂いたりとかなり興味がわきましたです。これはカメラが革命的に変わる時代がそこまで来ているのかもと思いましたです。1枚525円のプリント料金はまだまだ高いですが、思い出に残したいこの一枚をプリントすることで宝のような写真ができあがるというわけですね。
◇ のりすけさんによるiPhone用真空管アンプのお披露目
真空管アンプに関しての設計など、かなり詳細に解説がありました。原価で7-8万くらいするということでしたが、それに至る解析作業が大変だったとか、AppleのUSB端子が複雑なんだという事がよくわかりました。アンプの音質の良さに非常に驚きました。
◇ 開発者さん方によるアプリのプレゼン
今回は6人の開発者からのプレゼンがありました。
・itok氏
毎度非常に便利そうなアプリをプレゼンして下さる、itok氏ですが、今回もたくさんのアプリの紹介がありました。既に発表済みのTweetMap、番組表のアップデート情報。そして未発表の3つのアプリはいずれも欲しいと思えるような素晴らしいものでした。中でもTwitter系のアイデアアプリは場内みな「欲しい」コールが巻き起こっておりました。近日中に1本リリースされる模様です。これは要チェックかもしれません。
・タンデムシステム橋本氏
個人的には3回目のプレゼンを見させて頂きましたが、毎回ちゃんとプレゼン方法を変えて下さってるところいいですね。紹介していただくアプリの名前は既に存じているのですが、開発者さんとしての狙いがどこにあるのか。実際にどんな画像が撮れるのかをプレゼンしていただけて幸せでした。私自身はカメラに関する知識も非常に薄いところでもありましたのでこういう解説ってのいうのはありがたい限りでございました。
やっぱりStripeCamが面白さではno1だと思いましたです。
・田端氏
個人デベロッパーでは前回の扇町のフォーラムで知り合っていた氏が今回プレゼンデビューということで期待しておりましたが、「SignClock」と「Earth Clock」の紹介をされていました。
プレゼンで新鮮だったのは、氏がまずプログラムに関しては今回iPhoneで全く初めてだった事。(6年くらいFlasherだったそうです)今回の時計アプリに関しての感想も「北半球しか見えないEarth Clockにオーストラリアの方から要望が出た」「世界中を相手にアプリを売る事ができる」などデベロッパーとしての楽しみや感動を語って下さった事に私はなるほどと思いました。これからの飛躍に期待ですね。
・magica氏
こちらも個人デベロッパーさんとしてmShoppingの紹介。今回はちょうどこのミーティングの日と同じくして新バージョンの申請をしたとのことで、新バージョンの紹介に終始しました。このアプリの使い方なども提示されていました。
後でお話をお聞きしますと、やはりレート問題にはかなり神経質にならざるを得ない。とのことでした。ポケット1.2.1の例はぜひ参考にしたいとのことでした。
・メタグラマー 鎌田氏
デザイン会社のメタグラマーさんはこの間の扇町でもプレゼンを聞きましたが、今回も素晴らしいプレゼンを頂きました。やはりTwitMusicの次期バージョンのお話が中心でした。またデザインによってアプリは変わる。アイコンは重要と強調しておられました。私もまったくそうだと思いました。
しかし、プロトタイプのアプリにデザインの手が入るとこうもアプリは生まれ変わるのかと実際に目で見てよくわかりました。やっぱ重要だなと。
・nagisaworks 浅田氏
最後はnagisaworksの浅田さんからのプレゼン。アプリの紹介というよりはデベロッパーとしての紹介に終始しました。i文庫の売れ行きに関するお話など。やはり大物タイトルをかかえて、売り上げに関しては豊富なデータが蓄積されているなぁといった感じでした。
有料アプリ1位から100位までの実際の販売数についても把握されている様子で、今後の新作アプリにはそのノウハウが生かされてくるんだろうなと思いました。
・QuicktimeVRの第一人者 二宮さんのVRムービー撮影
最後にパノラマ撮影/Quicktime VRムービー撮影がありました。どのようなものに仕上がっているか非常に楽しみではありましたが、既にムービーがアップされていましたので是非ご確認下さい。ほんとすごいですね!私もそのカメラを見せて頂きましたが、「なんだこりゃぁぁ」って感じでした。
京都・日本・世界の最新パノラマムービー情報:QTVR Diary
http://pencil-jp.net/weblog/
【desc】
iCUG 第7回ミーティング
http://pencil-jp.net/vrpodcast/archives/2009/09/icug7.html
【iCUG 第7回ミーティング - VR Podcast - 普段着の京都の360°パノラマ風景をあなたのiPodの中に】
◇ そしてお楽しみの2次会・3次会
ミーティングは以上で終了し、19時からは親睦会。いや〜やはりこれですな。今回は恐らく2次会出席のみなさまとはほぼ全員お話できたのではないかと思います。みなさんそれぞれの思いがあってみな熱いなと思った次第です。
そういう中、今回はiCUGの会長の藤原さん、副会長のトブさんとは色々とお話させていただきました。このグループについての私の質問や、今後の展開、そしてその人そのものについて色々語って頂き本当にありがたかったです。熱いです。
ジャンケン大会では大谷さん著書の「ジョブズ流仕事術」本をサイン入りで頂いたりとありがたい限りでございました。2次会、そして3次会に参加された方々本当にお世話になりましたです。名刺もなかなか好評で良かったです。3次会も23時頃には終了し京都から帰路に付いたのでした。
◇ まとめ
とにかくこのグループのみなさんはAppleを本当に愛しているんだなということがまず第一に感じました。昔懐かしいApple製品の話に花が咲いたかと思うと、iPhone3.1はどうなっているんだといった今のApple製品の情報にもどん欲なまでの好奇心で圧倒されましたです。
参加層も想像していた通り、30台が中心で上は50台の方までいらっしゃって終始なごやかなムードで会は進んだと思います。私個人としても「ああ、Appleファンっていいな」と思えたしだいでございます。これからはまずiMacの24インチゲットに向けて色々と画策しようと思いました。
忘れてならないのはこのミーティングに限らず、デベロッパー/パブリッシャーさんの方々は本当に聞く耳をもっているということです。今回もアプリに関する話をしても色々なこちらの要望なんかも「あ、それいいね。」ですとか「むずかしいけど、勉強してみます」など、前向きなご意見ばかり頂けました。iPhoneを持って、このような会に参加させていただいて一番思うのは、「開発者サイドの方々と距離感を意識せずにお話しできるプラットフォームはない」ということ。毎回それを感じずにはいられません。
iPhoneのもつ所有欲以上にこれだけ前向きなガジェットでもありますし、このようなミーティングには当ブログの読者様方にも是非参加していただきたいなと。そして、これからのiPhone界がさらに盛り上がって行けばいいなと思うばかりです。
本当にありがとうございました!
◇ 大谷和利さんと賀川和之さんによるPodcast公開録音
素晴らしいスピーチとPodcastでした。スピーチについてはどんどん広がって行くiPhoneについての話でした。色々なデータを提示されてのお話でしたので非常にためになりました。iPod touchになぜカメラが付かなかったのか、nanoに静止画機能がなぜつかなかったかなどの大谷さん独自の切り口は面白かったです。また、携帯機からのプロジェクター構想の話、プロジェクターを通してファイルの共有などを行うというテクノロジーが実際に研究されていて、実際の動画なども見せて頂き、近い将来には実用化していくなんて夢のある話だと思いました。ネットブックに関する予想については本当にあんなネットブックが出たら絶対買いたいと思うほど考えられたものでした。
2部のPodcastの収録では、賀川さんとの対談形式で進行。カメラが変わるという話で、噂の3Dデジカメの実機でのデモとかプリント写真を見せて頂いたりとかなり興味がわきましたです。これはカメラが革命的に変わる時代がそこまで来ているのかもと思いましたです。1枚525円のプリント料金はまだまだ高いですが、思い出に残したいこの一枚をプリントすることで宝のような写真ができあがるというわけですね。
◇ のりすけさんによるiPhone用真空管アンプのお披露目
真空管アンプに関しての設計など、かなり詳細に解説がありました。原価で7-8万くらいするということでしたが、それに至る解析作業が大変だったとか、AppleのUSB端子が複雑なんだという事がよくわかりました。アンプの音質の良さに非常に驚きました。
◇ 開発者さん方によるアプリのプレゼン
今回は6人の開発者からのプレゼンがありました。
・itok氏
毎度非常に便利そうなアプリをプレゼンして下さる、itok氏ですが、今回もたくさんのアプリの紹介がありました。既に発表済みのTweetMap、番組表のアップデート情報。そして未発表の3つのアプリはいずれも欲しいと思えるような素晴らしいものでした。中でもTwitter系のアイデアアプリは場内みな「欲しい」コールが巻き起こっておりました。近日中に1本リリースされる模様です。これは要チェックかもしれません。
・タンデムシステム橋本氏
個人的には3回目のプレゼンを見させて頂きましたが、毎回ちゃんとプレゼン方法を変えて下さってるところいいですね。紹介していただくアプリの名前は既に存じているのですが、開発者さんとしての狙いがどこにあるのか。実際にどんな画像が撮れるのかをプレゼンしていただけて幸せでした。私自身はカメラに関する知識も非常に薄いところでもありましたのでこういう解説ってのいうのはありがたい限りでございました。
やっぱりStripeCamが面白さではno1だと思いましたです。
・田端氏
個人デベロッパーでは前回の扇町のフォーラムで知り合っていた氏が今回プレゼンデビューということで期待しておりましたが、「SignClock」と「Earth Clock」の紹介をされていました。
プレゼンで新鮮だったのは、氏がまずプログラムに関しては今回iPhoneで全く初めてだった事。(6年くらいFlasherだったそうです)今回の時計アプリに関しての感想も「北半球しか見えないEarth Clockにオーストラリアの方から要望が出た」「世界中を相手にアプリを売る事ができる」などデベロッパーとしての楽しみや感動を語って下さった事に私はなるほどと思いました。これからの飛躍に期待ですね。
・magica氏
こちらも個人デベロッパーさんとしてmShoppingの紹介。今回はちょうどこのミーティングの日と同じくして新バージョンの申請をしたとのことで、新バージョンの紹介に終始しました。このアプリの使い方なども提示されていました。
後でお話をお聞きしますと、やはりレート問題にはかなり神経質にならざるを得ない。とのことでした。ポケット1.2.1の例はぜひ参考にしたいとのことでした。
・メタグラマー 鎌田氏
デザイン会社のメタグラマーさんはこの間の扇町でもプレゼンを聞きましたが、今回も素晴らしいプレゼンを頂きました。やはりTwitMusicの次期バージョンのお話が中心でした。またデザインによってアプリは変わる。アイコンは重要と強調しておられました。私もまったくそうだと思いました。
しかし、プロトタイプのアプリにデザインの手が入るとこうもアプリは生まれ変わるのかと実際に目で見てよくわかりました。やっぱ重要だなと。
・nagisaworks 浅田氏
最後はnagisaworksの浅田さんからのプレゼン。アプリの紹介というよりはデベロッパーとしての紹介に終始しました。i文庫の売れ行きに関するお話など。やはり大物タイトルをかかえて、売り上げに関しては豊富なデータが蓄積されているなぁといった感じでした。
有料アプリ1位から100位までの実際の販売数についても把握されている様子で、今後の新作アプリにはそのノウハウが生かされてくるんだろうなと思いました。
・QuicktimeVRの第一人者 二宮さんのVRムービー撮影
最後にパノラマ撮影/Quicktime VRムービー撮影がありました。どのようなものに仕上がっているか非常に楽しみではありましたが、既にムービーがアップされていましたので是非ご確認下さい。ほんとすごいですね!私もそのカメラを見せて頂きましたが、「なんだこりゃぁぁ」って感じでした。
京都・日本・世界の最新パノラマムービー情報:QTVR Diary
http://pencil-jp.net/weblog/
【desc】
iCUG 第7回ミーティング
http://pencil-jp.net/vrpodcast/archives/2009/09/icug7.html
【iCUG 第7回ミーティング - VR Podcast - 普段着の京都の360°パノラマ風景をあなたのiPodの中に】
◇ そしてお楽しみの2次会・3次会
ミーティングは以上で終了し、19時からは親睦会。いや〜やはりこれですな。今回は恐らく2次会出席のみなさまとはほぼ全員お話できたのではないかと思います。みなさんそれぞれの思いがあってみな熱いなと思った次第です。
そういう中、今回はiCUGの会長の藤原さん、副会長のトブさんとは色々とお話させていただきました。このグループについての私の質問や、今後の展開、そしてその人そのものについて色々語って頂き本当にありがたかったです。熱いです。
ジャンケン大会では大谷さん著書の「ジョブズ流仕事術」本をサイン入りで頂いたりとありがたい限りでございました。2次会、そして3次会に参加された方々本当にお世話になりましたです。名刺もなかなか好評で良かったです。3次会も23時頃には終了し京都から帰路に付いたのでした。
◇ まとめ
とにかくこのグループのみなさんはAppleを本当に愛しているんだなということがまず第一に感じました。昔懐かしいApple製品の話に花が咲いたかと思うと、iPhone3.1はどうなっているんだといった今のApple製品の情報にもどん欲なまでの好奇心で圧倒されましたです。
参加層も想像していた通り、30台が中心で上は50台の方までいらっしゃって終始なごやかなムードで会は進んだと思います。私個人としても「ああ、Appleファンっていいな」と思えたしだいでございます。これからはまずiMacの24インチゲットに向けて色々と画策しようと思いました。
忘れてならないのはこのミーティングに限らず、デベロッパー/パブリッシャーさんの方々は本当に聞く耳をもっているということです。今回もアプリに関する話をしても色々なこちらの要望なんかも「あ、それいいね。」ですとか「むずかしいけど、勉強してみます」など、前向きなご意見ばかり頂けました。iPhoneを持って、このような会に参加させていただいて一番思うのは、「開発者サイドの方々と距離感を意識せずにお話しできるプラットフォームはない」ということ。毎回それを感じずにはいられません。
iPhoneのもつ所有欲以上にこれだけ前向きなガジェットでもありますし、このようなミーティングには当ブログの読者様方にも是非参加していただきたいなと。そして、これからのiPhone界がさらに盛り上がって行けばいいなと思うばかりです。
本当にありがとうございました!
この記事へのコメント
大谷"和利"さんなので、訂正してください
Posted by 通りすがり at 2009年09月24日 06:13
失礼しました。修正致しました。
Posted by donpyxxx at 2009年09月24日 08:23